うなぎ日記

23週0日 564gで生まれたうなぎさんの成長記録

緊急搬送

22週2日目。

いつもと同じ朝を迎え、昼寝しながらエコー検査を待っていました。

14時頃、ナースコールで呼ばれて、のんきに検査室までトコトコ。

その時は、悪くなってないといいな〜ま、お腹も張ってないし大丈夫でしょって軽い気持ちでした。

まさかこんなことになるなんて…

検査台に座り、診察開始。

先生たちが何やらざわつき始める。

もう1人先生を呼んできて、一緒に診察。

「胎胞脱出だね」

たいほうだっしゅつ??

悪い状態から脱出できたのかな?

一瞬そんな風に考えたけど、すぐ、あ、これヤバイやつだと悟りました。

すぐに寝かされ、先生から説明されました。

赤ちゃんを包んでいる卵膜が子宮の外に出てきている。

うちじゃ対応できないから、転院した方がいい。

まだ週数が浅いから、受け入れてくれる病院がないかもしれないけど、全力で探します。

そして、

「赤ちゃんがどんな状態で生まれてきても、絶対助けたいと思いますか?」と。

急なことで頭が真っ白な中、「はい」と答えたと思います。

そのあと腹部エコーで赤ちゃんの様子を見せてもらいました。

570g、ちゃんと週数相当に大きくなってて、この子には何の問題もない。

こんなに元気なのに、私のせいで死んじゃうかもしれないんだ…

そう思ったら涙が出てきて、気づいたら診察室で大泣きしていました。

赤ちゃんの肺の機能をよくするための注射を打たれ、車椅子で病室に戻りました。

筋肉注射でちょっと痛かったけど、そんなのどうでもよかった。

急いで家族に連絡して、尿道に管を入れられました。

トイレも自力で行けないほど悪い状態なんだなと実感。

すぐ先生が飛んできて、転院先が決まったことを教えてくれました。

やっぱり週数の問題で断られ、1件だけしかなかったらしい。

見つかってよかった(´;ω;`)

救急車が到着し、軽く荷物を持ってすぐ出発することに。

他の入院患者さん、外来患者に見られながら運ばれるのはちょっとした公開処刑に思えました。

久しぶりの外の空気は冷たかった。

うなパパが間に合って、一緒に救急車乗ってくれてちょっと安心しました。

いざ転院先へ!

入院から1週間が経ちました

21週1日目から切迫流産で入院し、今日で1週間。

ようやく22週を迎え、流産ではなく早産に切り替わりました。

まだまだ先は長いけど、とりあえず第1目標クリア!

1週間前、20週6日目の検診で子宮口が開いてきていると言われ、紹介状をもらって市民病院に行き、あっという間に入院しました。

初めての妊娠、初めての入院、初めての点滴…

自分がこうなって初めて、結婚して妊娠して、大きな問題なく出産することが当たり前じゃなかったんだと気付きました。

あのとき無理したからいけなかったのかなぁ?

日頃の行いが悪いからバチが当たったのかなぁ?

私の体がおかしいのかなぁ?

初日の夜、自分のせいで赤ちゃんがダメになったらどうしようって不安でメソメソしてました。

ちょうど入ってきた看護師さんにバレて恥ずかしかった…

きっと、これからもそう思って不安になるときがあるんだろうなぁ。

でも、いつまでもメソメソしてても仕方ない(`ω´ )

今、私にできることは1日でも長くお腹に赤ちゃんがいてくれるように安静にすることのみ。

トイレと洗面以外動けないのも、シャワーが週2回なのも、どんなときでも点滴が一緒なのも、赤ちゃんのために耐える!

母は強いのだー!

と言いつつ、明日の点滴の差し替えが嫌で仕方ないです。

1回で成功するといいなぁ…痛いんだもん(´;ω;`)